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「は‥?ご褒美?」
あたしは訳が分かんなくて
聞き返す。
「さっき勉強教えてやったろ?その褒美」
ご褒美って‥‥。
急に言われても何をあげればいーんだ?
「え‥っ。じゃあこのお菓子あげる」
そう言ってあたしがさっき食べていたお菓子を
両手に持ちながら
ずいっとジェジュンの前に差し出す。
「‥‥‥」
ジェジュンはまた黙ってしまった。
ありゃりゃ?;
やっぱりダメだったかな?
何をあげればいいかわからず
焦っていると
「バーカ。俺が欲しいのはこんなんじゃねーよ。」
そう言ってジェジュンは
あたしの両手を掴んで
その瞬間
あたしの唇を唇で塞いだ。
「‥んっ!?」
いきなりのことで何がなんだかよくわからない。
ただ言えるのは
あたしの目の前には
超どアップなジェジュンの顔。
そしてあたし
ジェジュンとキスしてる。
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