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まだそう遠くには行ってないはず‥
あたしは家の近くの周りを探した。
そして近所の公園を通ったとき
ベンチに座る
ジェジュンの姿を見つけた。
「ジェジュン!」
「え?はるな?」
あたしはジェジュンの元へ
駆け寄る。
ジェジュンはなんでここに?
とでも言いたげな顔をしている。
そんなジェジュンをお構い無しに
あたしは服のえりを思いっきり
ぐいっと引っ張って
「!!」
ジェジュンの唇を奪った。
触れるだけのキス。
「‥あたしにこんな痕、残して出て行かないでよね」
あたしは自分がしたことが
恥ずかしくなって下を向く。
そうでもしなきゃ
顔が赤いの、絶対ジェジュンにバレちゃう。
「‥あたしジェジュンのこと好きかわかんないけどさっきのキス‥嫌じゃなかった」
ジェジュンは何も言わないけど
きっと凄く驚いてる。
ジェジュンのことずっと
幼なじみだと
思ってたから‥‥
そんなすぐに恋愛感情としては
見れないかもしれない。
だけど‥
あたし。
絶対ジェジュンのこと好きになる。
だから‥
「もう一度キスして‥?」
あたしは恥ずかしながらも
ジェジュンの顔をじっと見つめる。
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