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ふっ‥と軽くジェジュンは
笑ったあと
あたしを引き寄せて抱き締めた。
「お前って本当、強引」
そう言って甘くて深いキスを落とす。
あたしはただそれに酔いしれるだけ。
「お前には負けるよ」
唇を離しジェジュンは
優しく微笑む。
その笑顔にあたしは胸をときめかせる。
「あたし、ジェジュンの彼女になってあげてもいーよ?」
あたしはからかうように言う。
「誰もはるなのこと好きなんて言ってねーけど?」
「そんな照れんなって~。あたしきっとジェジュンに夢中になる!」
「何その自信」
ジェジュンは笑い出す。
「だってジェジュンはもうあたしに夢中でしょ?」
あたしは笑いながら
ジェジュンの顔を覗き込む。
「‥‥んとに」
ジェジュンはもう一度強くあたしを抱き締めた。
「お前には勝てねー」
‥それからは
二人だけの甘い甘い時間。
\ 強引な彼女 /
「この首じゃ学校行けないよ~」
「いいじゃん。オープンで笑」
「笑いごとじゃない!大体、あたしに強引とか言っておいてジェジュンが一番強引なんだから!」
end
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