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そんなあたしの気持ちとは
裏腹に曲作りを
どんどん進めていくユチョン
大体、今日が何の日か
覚えてんのかな?
まさか忘れてたりしないよね?
今日はあたし達の一年記念だよ?
「ユチョーンッ!」
あたしは寂しくてユチョンに
声をかける
「ん~?」
「美味しいお菓子があるんだけど食べない?」
あたしはとりあえずかまってほしくてユチョンの気を引こうとする
「ん~~、俺はいいや。梨沙食べていいよ?」
そう言ってはまた曲作りに励むユチョン
「‥‥‥」
むぅ~~~~~~っっ!!
そこは普通一緒に食べるでしょ!?
ユチョンのバカーっ!!
「ねねっ、ユチョン?今日凄く天気がいいよ!少しお散歩しに行こうよ!」
それでもあたしは懲りずに
ユチョンの気を引こうと
必死に努力する。←
「あ~確かに~。じゃあ夕方行こうか」
「やった~~~~~っ!」
思わず万歳しながら喜ぶ
‥‥はっ!
違う違う!そうじゃなくて!
あたしは夕方じゃなくて
今行きたいんだよ!?
今、ユチョンと
甘~~~い時間を過ごしたいの!
わかってないよ!ユチョン!
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