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ガチャッ!
右京のいる部屋へと戻って来た亀山
亀山「右京さん!」
右京「学校の廊下は走ってはいけませんよ?」
椅子に座り足を組んだまま、そう言いはなった。
亀山「・・・は?・・・・・・・・あっ、そんなことはどうでもいいんですけどね?俺、さっきタバコ吸ってた時に凄いもの見て来たんスよ!」
亀山は笑顔で右京にそう言った
すると、右京は興味津々な顔で聞き返して来た。
右京「何を、見たんですか?」
亀山は右京の横に座り
亀山「校長が用事があるって言って、ここをでましたよね?」
右京「ええ。」
亀山「その用事って言うのが、女だったんスよ。」
右京「女性ですか?その、君が見た女性と言うのは本当に女性でしたか?」
右京のよく分からない質問に亀山はあっけに取られた。
亀山「・・どういう事っスか?俺が見たのは女性ですよ?紛れもない、れっきとした女性。髪が長くて細身の・・・きっと顔もかわいいんでしょうね!」
亀山の一言に右京は素早く反応した
右京「顔は見ていないんですか?」
想像に更けっていた亀山は右京の質問で我にかえった。
亀山「顔は見えなかったですね。運転席の校長の方を向いてたんで。」
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