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「ありがとうございます~♪」
「俺って奴は…。」
俺は結局肉まんとココアを山田に奢ってやった、まぁ…ヘタレな俺が断れる道理もない。
「サトシさんありがとうです、本当だいす…。」
「だいす…??」
いったい何なんだ、この不自然な間は…そこ顔を赤らめるな。
おい、《だいす…。》の続きは俺の想像通りでいいのか??
「ダイスロールwww」
頼む、誰でも良いからこいつを止めてくれないか…。
あっ…プリン買わなきゃ、今更なんて梨華に殺される。
「お前さ、絶対小学校の時とかいじめられてただろ…??」
「…。」
あれ、いきなりどうしたんだ…冗談なのにそんな顔されたら俺が悪者みたいだ。
「今のは精神的強姦です、私はココアを所望します…。」
「あ、あぁ…。」
真剣で寂しそうな山田の顔に、俺はもう1度コンビニに入った。
…―――
「ぷはwココアうめぇwww」
「…。」
俺って奴は…。
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