聡《サトシ》と申します。

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「あっそ、じゃあな。」 いくら可愛いからってこんな頭がへんちくりんで、体がちんちくりんな女の子を彼女にしたいなんて普通思わないですよね。 しかしでもちんちくりんな体もむしろ良いか、いや…これだと俺はただの変態となるな。 ただの巨乳には興味ありません、この中にH・I・Jもしくはそれに準ずるおっぱいがいたら~…っていや、これでも変態か。 ならば俺はおっぱいならばもう何でもありだぜ~…ってうわああああ!!俺は変態じゃなあああい!! 「どうしたんですか、おっぱい星人さん。」 「喜多村サトシだ、大体お前の本名は何なんだよ!!」 少なくとも俺はペンネームとかふざけた名を名乗る奴を好きになったりは、万に一つくらいしかない。 「私に364002通りの名前があるから何て名乗ればいいか、そう…最初に名乗った名前は《サトコ・デラックス》。」 「次ふざけたらザキとか唱えるからな。」 「キレた厨2怖いww」 とりあえずコンバットナイフを突きつけてみた、もし近所の人見られたら通報されるな…。 「そそそ、そん、そんなモノは私に利かないので、しし、しまって下さい!!」 ビビり過ぎだろう、普通の反応ではあるがこいつにしては実に普通で意外だな。 「おもちゃだ、で…本名は??」 「山田 彩花……です。」 こんだけのフリを織り交ぜときながら山田だと、もっと面白い名前を期待してたのによ…。 「本名か??」 「はい…。」 これには流石に疑問を抱かざるを得ない、何故そこまで本名を教えたがらないのか…。 「何でそんなに隠したんだ??」 「だって、山田なんて…どこにでもいてつまらないじゃないですか。」 全国の山田さん、すいません。 「それで??」 「だから、面白いのが好きな私はそれが嫌で…。」 そうだったのか、何か知らんが俺も少し強引に名乗らせたりと悪い事したみたいだ…。 「何か無理に聞いたみたいで、その…悪かったな。」 「ドッキリ成功wwうぇwうぇwwwテッテレwwww効果音自前ww」 10秒前の俺を殺したい。
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