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「何故ここにいる?」
「サトシさんの生態をこの眼で確認するためにやって来ました!」
やって来ました!じゃねぇよ、何だ?お前にとって俺はUMAか何かなのか?
「悪いがお前の大好きな面白いモノはこの部屋にはないよ。」
「何すかこいつwwこの生き物名前何ですかwww」
いや、それエアコンだから……生き物であるかと聞かれて素直にイエスとは言えるほど堕ちちゃいない。
「うはwwマチルダさーーんwww」
あぁ…残念だ、それはマチルダさんではなくMDコンポだよ、惜しかったな。
「鬼畜wwサトシさん鬼畜ww犯されるwww」
「それはさっきお前が置いてたエロ本だろうがぁぁあ!!」
何かこいつといると疲れる以上にギガドレインされている気分だよ、よし…こいつは今日からギガドレ員・山田と呼ぼう。
全く俺としたことが何て変な奴に捕まってしまったんだろう、ここ最近で最大のミスである。
「頼むから、帰ってくれ…。」
「そうですか…………そんなに言うなら帰りますね。」
意外にも素直にそう言い残すと、山田はあろうことか3階から飛び降りた。
対俺専用ギカドレ員の一般的な膝のクッション性は知らないが、少なくとも俺だったら死んでるだろう。
「…………。」
夢という事にしておこう。
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