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ベッドの上で静かに横たわる君。
ここ一ヶ月の間、もう何度も見た光景だ。そう、見慣れた光景。
でも、今日は何かが違っていた。
何だろう。ホントに見た目はいつも通りなんだけど、胸がざわざわと落ち着かない。
お粥と温かいお茶を乗せたトレーを入口近くのテーブルに置いて、ベッドに歩み寄る。
「…?」
ジェジュン、こんなに色白かったっけ?
近くで見ると、布団を胸辺りまでかけて、腕を力無くその上に置き横たわったジェジュンの顔がいつもより白い気がする。
白いというより…青白い。
ざわ。
胸がざわめく。
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