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一目惚れだって立派な理由
次の日廊下に教科書をとりにでたときその娘はいた。
友達が「昨日の娘じゃん」
気にするようになってから毎日見掛ける。
「なぁオレ恋したわ。いつもみちゃうんだよなー。」
友達「一目惚れってヤツ!?お前面食いかよ。外見だけで決めんなよ。」
「一目惚れだって立派な恋の理由なんだぞ。行動、言動、雰囲気、笑顔見たもの全てに恋したみてぇだ。」
照れ臭そうにいった自分。
友達に知られたらいじられるのが男子の中ではよくある事。
でも多分向こうは僕を知ってるはずがない。
心ではわかってる。
それから数週間後、球技大会があった。
自分はサッカー部だから役員でずっと校庭にいた。
本部でトーナメント表を見てると数人の女の子が本部に近付いてきた。
女「先生、貴重品預かってください。」
すぐ隣にきた。
ウジウジな僕は話しもかけないんだ。
小さな幸せ。
このままでは発展することはないだろう。
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