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しばらくは感覚がない。
その間に私を四つん這いにして、今度は後ろから攻めてくる。
また感覚が蘇ってきて、さっきよりも大きな声が和寿の小さな呻き声を覆い隠してしまう。
私の腰を持ちパンパンと音が鳴るほど強く私の奥を掻き乱す。
「あぁ…もうダメかも…
一緒にイこう!」
和寿のこの”一緒にイこう”が私はうれしくてたまらない。
こんな風に一緒を味わうなんて、40になるまで知らなかった。
今が私の青春なのだ。
背中越しに和寿とキスをし、「愛してる」と互いに囁きながら迎える最後の時。
それは身も心も満足する至福の時だった。
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