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「あっ・・・・・」
獄寺くんの顔が青ざめて行く。
ホントに俺のことが好きなのかな・・・・?
もし、本当なら
「獄寺くん」
びくッっとした。
拒絶の言葉を覚悟しているみたいだけど、
「おれもすき」
「え?」
「オレも、獄寺くんが大好きだ!!」
あ、驚いたかおしてる。
でもその表情はだんだんと泣きそうな顔に変わり、
「じゅ、じゅうだいめぇ~!!」
思いっきり抱きしめられた。
オレは獄寺くんの背中を軽く叩きよしよしする。
「俺なんかで・・・!!俺なんかでホントにいいんですか!?」
「獄寺くんがいいんだよ。それに獄寺くんこそこんなダメツナでいいの・・?」
「何いってるんですか!!俺こそ十代目じゃないとダメです!!」
その言葉は、凄く嬉しかった。
ホントに夢の世界にいるようだ。
「獄寺くん、オレ今すっごい幸せ」
そう言って二人で最高の笑顔を向け合うのだった
end.
→オマケ
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