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†超能力者育成学校†
世界各国にある超能力者育成学校は約10万だが、その中でも特に権力を持った学校があり、『5大校』と呼ばれている。
アメリカ合衆国・デンバー州にある、山々に囲まれた緑の地『聖ルイセンス学校』
ニジェール・サハラ砂漠にある、発見することが困難である幻の学校『ルシンダ学校』
イギリス・アバディーンにある、超能力者を1番最初に発見し解明した研究施設だった学校『アベルノ学校』
ロシア・イガルカにある、周りを雪で囲まれた人類の極地にある学校『私立アビリッシュ学校』
日本にある、不明の地『錬架学校』
その中で優一等が通っているのは『錬架学校』であり、世界の中でもかなりレベルの高い学校といえる。
対象年齢は下は『能力者と発覚した時』からで、卒業は最低18歳であり、少なくとも6年間の教育は必要である。
小等部、中等部、高等部とあるが、小等部は別の地に飛ばされ他の2つと混ざることはない。
中・高を合わせると約6000人の生徒数となるため、学校の敷地は端から端まで歩くと2時間はかかると言われている。
学校の周りは高い塀で囲まれ、一定の距離で見張り台を設けている上に能力無効化を施しているため脱走は98パーセント不可能。
出口は東西南北に1つずつあり、またそこにも見張りが多数いる。
噂では抜け道があるらしいが定かではない。
学校という名だが、中は商店街もあるうえ、超能力者である一般市民も住んでおり、隔離された国ともいえる。
また、能力を持たない『無能』と呼ばれる国民は、超能力者育成学校の学祭の期間しか中に入ることを許されない。
校長は『教会』から派遣された人物がなることが原則だが、『教会』を引退した者が学校を設立することも可能である。
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