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「今日も仕事かぁ-」
ため息をもらしながら
化粧を始める私。
私の名前は里緒菜。
時刻は18時30分。
今から出勤だ。
「おはようございます。」
扉を開けると見慣れたメンバーが髪をセットしたり化粧をしたりタバコを吸ったりしていた。
『おはよう!!』
話しかけてきたのは、1番仲良しの『紗耶香』だ。
紗耶香は、もう綺麗にセットが仕上がっていた。
『ねぇ-里緒菜。メル友いらない?年下なんだけど。とりあえずメールするだけでいいから。誰か紹介しろってうるさいんだよね。』
「年下!?無理。」
『そんなこと言わないでよ。里緒菜がボーイの優太君と連絡先交換したこと皆にばらそっかな~。』
別にやましい関係じゃないけどコイツ・・・・人の弱みにぎってるからって。
うちの店はボーイと連絡とったらお互い罰金になるしな。
「仕方ないな-。メールするだけでいいんだよね?」
『ありがと!まぢ助かる♪ヂャ、アドレス教えとくね!顔はカッコイイよ!』
まぢで!!だけど年下っていうのがひっかかる!まぁイケメンならいいか。どうせメールするだけだし。
それにしても私がイケメン好きなことを紗耶香はさすがよく分かってるな~(笑)。
『多分、後でメールきてると思うからよろしくね!』
ウキウキ、メールを待つこと
1時間・・・
2時間・・・・
仕事終了・・・・
就寝・・・・
出勤・・・・
あれ・・・・?こない・・・
帰宅・・・・
『今日も仕事疲れたな。寝よう!』
爆睡中・・・・
~♪~♪
「誰!?こんな時間に。今4時じゃん!馬鹿か!」
✉「紗耶香から教えてもらった😃よろしくな⤴」
「・・・・・・紗耶香が紹介してきた奴か!この常識はずれ。名前ぐらい名乗れ!」
とりあえず寝よ。
こんな夜中に。返事は明日適当にかえせばいいか。
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