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*side Hikaru*
あれから伊野ちゃんと帰り道、他愛ない話で盛り上がっていたころ、、
高「…慧っ!」
いきなり高木が伊野ちゃんを呼ぶ。
伊「…雄…也?
どうしたの…?」
高「光くん、ごめん。
今から慧、連れていっていい?(^^)」
伊「えっ?
ちょっ、!///」
びっくりしてるけどちょっと嬉しそうな伊野ちゃんをお構い無しに伊野ちゃんの手を引っ張って俺に謝る高木。
光「どうぞ どうぞ(^^)
伊野ちゃん、高木
ばいば~い♪」
高「光くん、ありがと(^^)」
伊「光ごめんね…?」
光「いいからっ(^^)」
伊「うんっ!///」
大きく手を振って、伊野ちゃん達と別れたあと、俺は1人残されたまま消え入りそうな声で愛しい人の名前を呟いた。
光「薮・・・」
来るはずないってわかっていても高木みたいに薮も来てくれるんじゃないかと期待している自分。
光「っ・・・・、」
(来るわけないじゃん。)
そう思うと虚しくなって1人駅に向かって歩き出したら、
「ひかるー!」
名前を呼ばれ、振り返れば身体中が求めていた愛しい人の姿が。
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