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今の僕の友達はまさに多種多様。
まぁ、大半はヲタが占めているが。
そこは僕が腐女子だからしょうがないだろう
さて、まずきっかけは朝のHR終了後のことだ。
一人の天パが近づいてきた。
だがしかし。
僕はその天パが僕に用事があるなどとは露ほどにも思わなかった。
「あの~セリフ集作って欲しいんだけど」
『……は?』
急に声をかけられ一瞬フリーズ。
しかしそこは僕のスキル社交的発動。
すぐに思考を復活させる。
「ダメ?」
『いいけど…なんで?』
「罰ゲームで読ませるんだ」
『僕に任せると大変なことになるよ?』
「むしろそれでいい」
放課後までによろしく。
そう残してアフロ、モジャの宮としよう、は自分の席へ戻っていった。
僕は早速ルーズリーフを取り出し執筆を始める。
ツンデレ
弟
妹
等々…
妄想の嵐だ。
因みに書いたなかで一番はやく進んだのはヤンデレ。
僕にもその気があるようで、かなり良い出来だった。
書き上げた原稿をみて僕は満足そうに頷いた。
さて、あとはこれをモジャの宮へと渡すだけ。
読み上げてくれる犠牲し…ゴホン少年はなかなかに受けっぽいので、掃除のときのテンションもうなぎ登りだ。
書道室の掃除終了と共に教室へと向かった。
そこには既にモジャの宮と犠牲しゃ…ゴホン少年とその他の人数がいた。
僕は意気揚々と書き上げた原稿をモジャの宮へと手渡す。
モジャの宮は少年…八ツ橋へと手渡した。
しかし原稿を手にしながら一向に読む気配がない。
『読まないと、レコーダー使うよ?』
「【君は僕以外と話しちゃダメだよ?話したら、閉じ込めちゃうから】」
よしよし。
それでいいのだよ。
こうして、僕らは放課後に遊ぶようになったのだ
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