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暖かい日の光…。
「はぁ~…眠いな…」
「キキ?」
「うん…昨日も寝れなくてさ…ごめんねアル。アルまで寝れなくなっちゃったね」
学園の屋上に仰向けになるアレックスの胸に、同じポーズで仰向けになるアル。
アレックスは悩んでいた。
最近全然眠れない事に…。
「なんか毎晩変な声が…聞こえてさ…。なんなんだろう?」
「キキキ…キキ?」
顔を上げ、首を傾げながら、話を聞くアル。
「心配してくれるの?ありがとうアル。僕も…アルにばっかり愚痴言ってもなぁ。アルも僕が何言ってるか分かってないのに…」
アルはまた首を傾げる。
何を言ってるかわからなくても、主の心配をする優しいアルに、アレックスもどこかホッとしていた。
「校長先生に相談…ってダメだ。校長先生はリサと【個人面談中】だった…カイ達にも相談できないしな」
「キキキ…!!」
急にアレックスから離れて、屋上から飛び出したアル。
「ちょ、ちょっとアル!?どうしたの?…待ってよ!!」
釣られるようにアレックスも屋上を飛び出した。
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