貧しい国

5/5
前へ
/21ページ
次へ
どうしてそういうことを言うのだろう まるで… 人間を拒否してるかのように… あの子は…自分に似た子は大丈夫だろうか… それに…… “リン”って子も… 知っているはずなのに なぜ思い出せないんだ? ------- あれから随分時間がたったと思う… 一体いつになったら次に着くのだろう するとエレベーターはゆっくりとまり始めた。 …次の階着いたのか…? すると彼女は笑いながらその階の名前を述べる。 「豊かな国の階でございます」 戦争の次は… 豊かな国 、
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

33人が本棚に入れています
本棚に追加