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『ここは…』
エレベーターはぐんぐんと昇っていく。
誰もいないそして景色はなにもない
辺りも状態も分からない中…
１人だけ一緒に乗っていた人がいた。
その人はどうやらエレベーターのガールをしているみたいでただニコリとしながらじっと自分を見ているだけ…
『…なぜ私は昇っているのですか？』
僕はその人に尋ねてみた。
すると彼女はにこりと微笑みながら
｢あなたの生き様とは大差ないでしょう｣
というだけ…ほかは何も答えてくれない
『あの…』
『……』
彼女はただエレベーターから見える景色をじっと見ているだけ
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