貧しい国

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貧しい国

扉が開かれた瞬間目にしたのは 戦争という時代だった 周りは死体で埋もれている そんな中数人がその中を歩いていた 「……あ…れは」 その数人の中に 紛れもない 自分と同じ顔の子が歩いていた じっとみても自分とそっくりな同じ歳ぐらいの子… 「貧しい国に自分と同じ顔…」 しかもその子には背丈に合わないのを 背負っていた。 「あれは」 銃… 撃ちたくないのに撃たなければ死ぬ世界 毎日“死”と隣り合わせで生きている。
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