貧しい国

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彼女はそういうとエレベーターはぐんぐんあがっていく。 閉じこめられた空間の中必死に扉を叩く。 『あけろ‼』 だが、うんともすんとも言わずにエレベーターは昇り続ける。 飢えの果てには結局は飢えを望み世界… 「人の悲しき性か…」 何かを暗示して昇る。まるで人生を拒否するかのように… そして彼女に訪ねる。 『なぜここからでられないのですか?』 エレベーターガールはその発言にニコリと笑い。 『人の人生など得てしてそんな物なのです』 なぜ彼女はそんなことをいうのだろう 人は助け合っていかないとだめなのに… 、
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