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昔々或る所に綺麗なお姫様が居ました。
お姫様は其はもう可愛がられすくすくと成長しました。
ところが或る日、お姫様には不思議な力が備わっている事が分かりました。
皆は其を崇め、尊敬し、力の助けを請いました。
お姫様は其を快く引き受け、皆の為に働きました。
しかし、或る日お姫様は重大な失敗をしてしまいました。
其によりお姫様は皆から恐れられ、終にはお城の深い深い所で眠らされてしまいました。
時を同じくして、各地に現れた異変。
其をお姫様の呪いだと言う人もいました。
しかし、その呪いは時に役にも立ちました。
だから、其を人々は欲し争いにまでなりました。
其から何年後、神に召されし王子がお姫様を助けるべくこの酷く醜い状況を変えるべくこの地に降り立つ事となりました。
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とある無名の著書より抜粋
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