ep0 ~崩壊する俺~

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此所は元の世界、所謂地球… 「はあ~……暇だな。何か面白い事ねえかな?」 只今、午前授業につき早めの帰宅。 「ただいま~」 何時もの如く返答は無いが、恒例的に帰宅の挨拶をする。まあ、何も返ってこないんだが… 「ん?やっと帰ってきたか、人間」 一人の綺麗な美人さんが居ましたとさ。 「いやいや、誰だよアンタ?」 「貴様に頼みたい事がある。着いてこい」 うん。いいよ。 「ってなるかぁぁぁ!」 「拒否権は無しだ。さもなくば…」 そう告げたと同時に美人さんは、エプロンドレスからおたまやフライパンではなく、鋭く先の尖った俗に言うレイピアと言ったものを取り出した。んで、軽く一閃。俺の後ろにあった木製の扉が真っ二つになりました。 「こうなる」 「えぇぇぇぇぇ!!なにこれ!?」 うっそ!真っ二つってお前!しかも明らかに剣先届いてないよな?どうなってるんだ? 「さあ、行くぞ。人間」 「はあ?行くぞって何処にだよ?」 「我等の"世界"にだ」 「はあ!?何言っちゃってんのコイ……!?」 次の瞬間、ソイツの唇が俺のそれに重なっていた。
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