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新学期そうそう私は寝坊した。
『ちょっと!お母さん!
起こしてって言ったのに!』
「…………」
冷たい目で私を見るマミー。
全てを悟る私。
あぁ きっとお母さんは努力したんだ……
でも私がいつまでも鼻ちょうちんをふくらませていたんだね……
『ごめんなさい』
「わかればいいのよ。
ところであなたを夢の世界からこっちにカムバックさせるのに15分費やしたの」
『うん だからごめんて……』
「だからお弁当作ってません」
『ちょっと待て』
「無理。友達からもらえ」
『は!?』
「悪いね」
悪いと思ってるんだったら
鼻をほじりながらの謝罪をやめろ。
結局お母さんからもらった300円をお昼代として私はお母さんを許してあげた。
安すぎだろこれ…
『行ってきまーす』
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