序章

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巨大な火の玉は一直線にオルテガに向かって飛んでいく。 オルテガは剣を構えた。   オルテガ『奴にメラゾーマが跳ね返ったと同時に俺も切りかかる。奴には跳ね返ったメラゾーマが影となって俺の姿は見えないはずだ』   オルテガが意を決したその時、何と巨大な火の玉はカーブして、オルテガの足場に直撃した。 すると足場はメラゾーマの衝撃に耐えられず、火口に向かって崩れ落ちてしまった。   オルテガ「!!」   オルテガは、とっさに反応し、垂直な崖に剣を突き刺し何とか落ちずに体制を保った。しかし、上からは既にバラモスが構えており一瞬あればオルテガを突き落とす事が出来るだろう。   オルテガ「終わりか…」
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