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保護施設を作ったって、里親が見つからない限り、犬は居続けるので数は減らない。
イギリスでは犬猫はペットショップの店頭にはいないので、犬を飼いたい人はブリーダーから直接買うか、シェルターとよばれる保護施設から引き取ります。
シェルターは一頭ずつ、広い部屋に入っていて、それぞれの性格が紙に書かれ、貼られています。
シェルターに来ていた家族連れの小学生の男のコに、なぜシェルターから犬を引き取ることを選んだのか質問すると
「捨てられた犬は辛い目にあってる。
だから幸せにしてあげたいんだ」
と答えていました。
日本人の意識がそのようになるまで、一体どのくらいかかるのでしょうか。
ペットショップから買うのが一般的な日本での保護施設運営はまだまだ厳しい状況なのです。
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