プロローグ

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  「お兄ちゃん…好きぃ!」 「わっ!?」 魅柑はそれだけ言うと、俺に抱きついてきた。 決して、怒ろうとはしない、なぜなら可愛いからだ。まあ、魅柑が妹じゃなかったら……許すな。妹じゃなくても、魅柑なら許すな!だって、こんなにも可愛いんだもん! 俺は、抱きつく魅柑の頭を撫でてやった。 「うゅぅ…気持ちい……」 朝なので、魅柑とのイチャイチャこんなもんで終わった。泉葵と魅柑が、ベッドからおりて下に行った。 俺もベッドからおりて、下に行くはずが、どうも足に重力を感じて動けない。布団をとってみると 「お前、なにやってんの?」 「あぅ…たっちゃん?……おはよう」 「ああ、おはよう。それより、なぜここにいる?」 そう、そこには園崎柚里(ソノザキユリ)が俺の足の上に寝ていた。それで、俺の声に反応して起きた 「いくら幼なじみでも、こういうのはダメだぜ?」 「現実か…夢ではたっちゃんの大きいので、わたしの初めてを------」 「朝からやめろ」  
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