プロローグ

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  「でも、さっきので綾が怒る要素が、見当たらないんだけど?」 「ほんとに……なんだか…わからない……の…?」 「うん…」 綾は、小さくため息をついて、俺の方を呆れた感じで見ている。綾は、さっきまでの表情とは変わり、笑っていた 「竜也の…鈍感さは……神憑り……だね…?」 「そうかな?」 「そうだよ…!」 2人で笑いあった。そうこうしているうちに、時間も過ぎていき、もうすぐで学校が始まってしまう。しかし、それにはまだ気づかなかった 「あれ、魅柑は?」 「さっき…遅刻する……って言って……出て行ったよ…」 魅柑は、遅刻しそうになったのか…… 「ええぇぇぇぇぇ!?」 「あわっ…わたし達も……遅刻…しちゃう…」 「急ぐぞ、急ぐぞ!!」 俺は、慌てて着替えて綾と一緒に家をでた 「やっぱりわたし、空気?」  
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