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立ち去る男に、思わず梓は
「あ!待ちなさいよ!!栄太郎!!」
「!?」
梓が、とっさに語った言葉を聞き返そうと、視線を戻すが、梓のすぐ後ろには敵の姿が見えた。
男は、仕方なく姿を隠しその場を後にした。
『あ!待ちなさいよ!!栄太郎!!』
(なんで、僕の幼名知ってんの!?知ってる人間で、女なんて…1人しか…まさか!?)
一方、梓は
背後から現れた謎の集団に囲まれている。
「貴方は何者ですか?」
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