━始━

10/10
19人が本棚に入れています
本棚に追加
/39ページ
立ち去る男に、思わず梓は 「あ!待ちなさいよ!!栄太郎!!」 「!?」 梓が、とっさに語った言葉を聞き返そうと、視線を戻すが、梓のすぐ後ろには敵の姿が見えた。 男は、仕方なく姿を隠しその場を後にした。 『あ!待ちなさいよ!!栄太郎!!』 (なんで、僕の幼名知ってんの!?知ってる人間で、女なんて…1人しか…まさか!?) 一方、梓は 背後から現れた謎の集団に囲まれている。 「貴方は何者ですか?」
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!