━誠━

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  「総司ぃ…。 まぁいっか、俺は永倉新八宜しくな」 と、総司に呆れながら自己紹介をしたのは後ろを歩いていた青年。 此方も、童顔でヤンチャが似合いそうなツンツン頭をしている。 梓も2人に宜しくと笑顔で言えば、新八は顎に手をあて「ほぉ…」と呟き、総司はにこにこと笑顔で返す。 どれほど歩いたか、大きな建物が見えてきた。 総司が門番に何かを伝えれば、中に入って行く。梓も新八と一緒に入って行った。 迷う事もなく、進む総司に付いて歩けば、1つの部屋に辿(タド)り着いた。 「土方さん、入りますよ♪」 「…おぅ、入れ。 …って、既に入ってんのかよ!?」 中に居る人物"土方"が「入れ」と言う前に、総司が入って来たので突っ込んだ。
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