2050年、秋

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ユース中学校。 僕はそこに通っていた。 当時は明るい性格だった。 なぜなら力など必要なかったからだ。 力などいらない、心さえあれば生き抜いていける時代だった。 ここはユース村といい、この村の民はみな15歳になると、専門学校に通わなければならない。 そこで3年間、戦術などを学ぶ。 今の時代、戦いのできない者は「生きられない。」つまり死ぬということだ。 時間なんて止めることはできない。 一方的に流れていく。
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