BR

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スーパーのアルバイトは本当に楽で、お客さんも悪い人居ないし、とにかくストレスを感じない。 むしろ楽しい。 これで時給4桁いくのだからびっくりである。 「ありがとうございましたー」 俺はレジ打ちをしていた。 金を払ってもらったお客さんに対し、去り際に声を発するのがベストなのである。(金頂いて速攻で言ってしまうと『早くレジ前から消えろカス!後がつかえとんのや!』と、急かしているように思われてしまうため) いらない説明文めいた思考をしていた俺の目の前に設置されていたレジ機。 俺はボーッとしながらそれを眺めていた。 すると、俺は気づいてしまった。 レジ機の数あるキーボタンの中に、ある二文字が記されたボタン ……『BR』。 !? ……バトルロワイヤル 死闘が繰り広げられようとしていた。
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