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そして文化祭が始まった。
あたしたちは用意していたピンクの短いワンピを着た。
本当に恥ずかしくなるぐらいの短さ。
来たお客さんに挨拶をして席に移動させてメニューをとる係。
初めは恥ずかしくてあまり積極的にできなかったけどだんだん馴れてきて楽しくなってきた。
あたしはまたお客さんがきたから挨拶をしにいった。
『いらっしゃいませー何名様ですか?』
あたしは下げた頭を上げた。
そこには
亮…?
安…
たっちょんまで…
あたしはなにが何だか分からないまま突っ立っていた。
『よぉ!』
よおって…
まずいって…ばれちゃうって…
『亮に安にたっちょん…ばれちゃうよ?』
あたしはビックリしすぎて混乱していた。
『大丈夫。帽子被ってるから分からないって!』
安が言う。
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