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『とりあえず席に案内するから。来て』
あたしはそう言って亮たちを中に連れた。
まだ誰も気付いてないみたい…
『ここに座って。』
あたしはなるべく見つからないように一番奥の席に亮たちを座らせた。
『なんか高校時代を思い出す』
たっちょんが懐かしそうにしている。
『そうやなぁ!』
亮と安もそう言う。
『ビックリしたんだからね!』
あたしはそう少し怒りながらも亮が来てくれたことが嬉しかった。
『ごめん。俺が舞をビックリさせたろうと思って。』
そうだったんだ…
『そっか…あっ!何かたのむ?』
あたしはそう言ってメニューを差し出した。
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