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人類は魔物に対抗する為、結束。対魔物戦士をまとめた組織、ギルドを立ち上げ、魔物の討伐にあたった。
結果、多くの犠牲は出したものの、魔物の鎮圧に成功。
後に『始まりの試練』と呼ばれるこの戦いに於いて、大きな戦果を挙げたものを『騎士』として、各都市、街、村に配置。
統治と防衛に当たらせたが、同時に身分格差が生まれた瞬間でもあった。
さらに2689年に『始まりの試練』が終結した年から、暦(こよみ)を『天暦』(てんれき)とした。
また、魔物の大量発生を『魔郡』(まぐん)と呼称、対策として魔法を使った戦い方の確立とそれを学ぶ学校を大都市に設置。
7歳~12歳の初等部の子供が普通教育を、13歳~15歳の中等部からは魔法を使った戦い方(自己防衛程度)を含めた教育を、16歳~18歳の高等部からはギルドに入る為の対魔物戦闘に特化した戦闘学科と非戦闘員の普通学科が選択出来る様に設定した教育マニュアルを確立させた。
懸念していた通り、魔郡は再び発生。
これまでも人類が栄え、人口が増加してくると一定周期事に発生する事から、地球が人類に課した罰と謂われている。
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