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拓哉「ふぁーよく寝た」
あれ、僕の声、高くないと自問自答した。
拓哉の母「朝よ、拓哉ってえーあなた誰?」
拓哉「僕だよー拓哉だよ」
拓哉の母「私に娘は弓子しかいない」
弓子が階段を上がってきた。
弓子「朝からどうしたのよー、ってあんた誰よ?」
拓哉「僕だよ、拓哉だよ」
弓子「ママ、この人誰?」
拓哉の母「さあ?」
拓哉「信じてくれないの母さん?」
拓哉の母「本当なのね、可愛くなって母さん悲しいなあ…拓哉が」
弓子「マジ?信じちゃうわけ」
弓子は苦笑した。
拓哉「母さん」
拓哉は母さんの胸で泣いた。
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