黄昏の王と教会の騎士

1/2
7人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ

黄昏の王と教会の騎士

「己を律せぬその意思で、何かを成すなど不可能だ!」 「その手の穢れを恐れては、掴めるものなど何もない!」 ほぼ同時に叫んだ。静寂の中で花々は眠りにつき、また星々はその輝きを増す。 三日月だけが見守るこの丘で、それが運命だと言い聞かせるように二人はそっと柄に手をかけた…
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!