†:第1話:†

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幻「ところで響は何色集まったんだ~?」 響「180色」 幻「お~スゴいな~!俺はまだそんなに集まって無いぞ」 嘘。幻覇は200色は集まっている。 幻覇は情報収集が得意だが、俺も戦闘だけではなく、情報収集も得意な方だ。 だから、幻覇が嘘をついていたら分かる。 それに俺、嘘か本当か分かるんだ。 不思議な世界に不思議な力が有っても不思議ではないだろ? 響「そっか…」 クスッ 幻「響~俺の仲間にしてやってもいいんだぞ?」 響「ヤダ」 幻「即答かよ~少しは考えてもいいんじゃないか~?」 幻覇はよく俺を仲間に入れようと言ってくるのだ。 殺そうとしているのに仲間に入れようとする。 矛盾してるな。 響「………。やっぱりヤダ」 幻「はいはい。分かりましたよ~今日は帰りますか~」 響「さっさと帰れ」 幻「兄に対してヒドいな~ま、いっか。じゃあ!また来るから♪」 響「来なくて良いから」 響が言う前に幻覇はもう目の前から居なくなっていた。 相変わらず早い…。 どうでもいっか。帰ろう。
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