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コンコン カチヤ
「あ、晶さん…」
「繭…」
病室に入ると人形のように眠っている繭
その横に繭の母と香月、陽子がいた
繭の母親は優しい顔で晶に言った
「繭はね…
晶さんに出会えて
本当に幸せだったと思うの
最期まで晶さんのこと…
……ゥ…」
「晶さ…
悲しまないで……
ま…繭は…
繭はお父さんのところに行ったんだから…
うっ…うぁぁ…」
なんだ…
この人たちまで…
繭…
繭…
どこにいるの…
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