弐章 ~旅行~

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旅行が明日に迫っていることもあって、みんなで昼めしがてら明日の準備をしに街にでた。 ファミレスで五人でめしを食いながらなにを買うか話し合っていた。 『車の中で食べるお菓子とジュースだけでよくね。』 晋吾がいった。 よく考えてみれば旅行なので泊まるとこさえ決まればとくにいるもんはなかった。 がしかし、 『え~、お肉とか野菜とかいろいろ買うもん!』 と当たり前のように沙耶がいった。 『沙耶~、キャンプじゃなくて旅行にいくんだからいらないの。』 とすぐに愛子が訂正をいれてくれた。 俺もなにげなくキャンプ気分になっていたので沙耶に突っ込むことはやめた。 明日がはやいこともあり早めに解散することになった。 家に帰り明日の服やらいろいろなものを鞄にいれベットにはいった。 この歳にもなってなかなか眠くならなかったがいろいろ考えるうちに意識はうすれていった…。
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