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沙耶の家に走る。
すれ違いにならないようにいろんな人の顔をみながら。
すると体とあまり変わらないくらい大きな鞄をもった体つきの良い男とすれ違う。
少しきになったが沙耶のほうが心配だったので沙耶の家に急ぐ。
家の前についたがなんとなく沙耶の気配がないことに気付いたが呼び鈴をならした。
『は~い!』とおばさんの声がした。
『おはようございます。あの沙耶は?』
『あら剛くん、おはよう。沙耶なら30分くらい前に大きな荷物もって出ていったわよ。』
30分前…?そんなに前ならとっくにコンビニについてるはずだけど…。
おばさんに御礼をいい元きた道を引き返す。
『お~い、沙耶きたか?』三人に聞く。
『いやまだきてないけど、どしたん?』
まだきていない…?
考えていると、ふと愛子の言葉が頭によぎった。
『まさか!』
純がなにか言ったが俺は聞かないで走り出していた。
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