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旅行の日もだんだんと近づいてきた。
ある放課後
『あ~、つかれた~。かえろ!かえろ!』
鞄持ち廊下にでようとしたら
『待ってよつよちゃん』
そういって沙耶が腕に絡まってきた。
純がいったことばをおもいだした。
『おい!やめろよ沙耶~』
腕をふるう。
『なんでだよ~いつもしてるじゃん!』
沙耶は少し拗ねている。
『もう勝手にしろよ!』
少し大きな声でいって廊下にでた。
『やった!勝手にするも~ん。』
うれしそうに追いかけてきておれの腕にひっついた。
帰りずっと考えていた。
純はなにがいいたかったのだろうか?自分のことがわからない?沙耶のこともわからない?俺と沙耶はただの幼馴染みだろ、まぁいいや考えてもわかんねぇ~や また明日でも考えよ~
『じゃあね~つよちゃんまた明日。』
『じゃあな~。』沙耶は手を降って歩いていってしまった。
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