壱章 ~学校~

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旅行の日もだんだんと近づいてきた。 ある放課後 『あ~、つかれた~。かえろ!かえろ!』 鞄持ち廊下にでようとしたら 『待ってよつよちゃん』 そういって沙耶が腕に絡まってきた。 純がいったことばをおもいだした。 『おい!やめろよ沙耶~』 腕をふるう。 『なんでだよ~いつもしてるじゃん!』 沙耶は少し拗ねている。 『もう勝手にしろよ!』 少し大きな声でいって廊下にでた。 『やった!勝手にするも~ん。』 うれしそうに追いかけてきておれの腕にひっついた。 帰りずっと考えていた。 純はなにがいいたかったのだろうか?自分のことがわからない?沙耶のこともわからない?俺と沙耶はただの幼馴染みだろ、まぁいいや考えてもわかんねぇ~や また明日でも考えよ~ 『じゃあね~つよちゃんまた明日。』 『じゃあな~。』沙耶は手を降って歩いていってしまった。
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