弐章 ~旅行~

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補習も晋吾と一緒に頑張ってMっパゲがいうにはなんとか卒業できるらしい。 俺と晋吾はほかの三人には、全然余裕だぜ~! とかいっておきながら内心かなりやばかった。 でも卒業できることがわかり三人に自慢しにいっていた。 『これで、心おきなく旅行を楽しめるぜ~。』 『でもつよちゃんは、留年だって先生にきいたよ?。』 沙耶がまじめな顔でいってきた。 『な・に…!?』 俺はビビってしまってこの言葉以外でなかった。 『ぷっ!』 と後ろにいた三人が笑いだした。 『なんだよ!なんで笑ってんだよ!』 ずっと晋吾たちは笑っていたのでほっといて沙耶をみた。 すると沙耶も笑っていた。 『嘘だよ。つよちゃんにイジメられたお返しだよ。』 俺はその言葉に沈黙した。
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