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レンが帰ってきたわ。
私はレンに礼を言って、お菓子を食べた。
うん。
とてもおいしいわ。
私に見合う絶品のお菓子ね。
・・・レン。
さっきからどうもおかしいわ。
そわそわしてる。
何かあったのかしら。
「レン。もうさがってよいわ」
「失礼いたします」
レンが部屋からでていく。
私は後からついていく。
すると、レンは近くにいた、仲のいい家臣と喋り始めた。
「やばいよ・・・一目惚れだよ」
「何が?」
「隣国に行ったらさ、綺麗な緑髪の子がいてさ・・・」
「おまっ!その子って青の国の国王の想い人じゃねぇか!」
「嘘っ」
・・・何?
青の国の国王の想い人?
緑の娘が好きなのね・・・。
レンも・・・青の国の国王も・・・。
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