3/5
前へ
/26ページ
次へ
  「きみ」のユメを見たことなんか 実の所、1回だってないんだ。 ユメで逢えたらなんて期待さえ、 抱いたことはないもの。 ウソなら、いらない。 ウソでも、いい。 矛盾を抱えたあの頃の 幼い「わたし」は 自分の傷みに敏感で 「あなた」の痛みに 気付かずにいたね。  
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加