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静かなる場が其処には在りました。天高く突き抜けるような青空に浮かぶのは綿菓子の様な白雲。地面は都会のコンクリィトではなく背の短い草が覆う地面で、所々に見掛ける薄紅色だったり白色だったりの花が閑な土地だと思わせてくれました。嗚呼……何と心地よい地なんだ、と私は気分が良くなり、直ぐに此所が気に入ってしまったのです。
悪いと思いながらも背の短い草を踏みつつ歩いて居たら、遠くに一本の木が見えて参りました。その木に近寄ると、側には大きな川が流れており、その川の水は川底の石たちがはっきりと視認出来る程、綺麗に透き通っておりました。
然しその川は見た目以上に深いようで、木の板を繋ぎ併せて出来た小さな船着き場があり、小舟が停まっておりました。
(´・ω・`)半年くらい粘ったけど、ちからつきた
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