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エリック達が1-Dに着くと、そこには、たくさんの生徒達に囲まれたツインテールの黒い髪に、黒い瞳、白い制服の少女がいた。
「おい、エルン!大丈夫か?」
「この状況を見て大丈夫だと思う?っていうかクレス!ついて来ないで!」
「ぎゃぁぁぁっ!」
エリックが少女、エルン・ウェルステルムにそう言うと、エルンはそう返し、しがみついている金髪に金の瞳、黄色い制服の少年、クレス・アルウェルティにそう言うと、炎でクレスを燃やした。
「またかよ……つーかあいつら……何?」
「あぁ……あれね。あれは、チーム勧誘の人達だよ」
「だから俺と同じチームになってくれって言ってるじゃないか!」
「あぁ。別にいいぜ。元々お前ら二人を呼ぶために来たんだからな。ってかお前、復活早くねぇか」
エリックがそう聞くと、エルンはそう返し、それを聞いたクレスはエルンにそう言うと、エリックがそう答えた。
「気にしないでください。多少魔法に対する耐性が強いだけですから……」
「兄ちゃんがそう言うなら仕方ないや。よろしく」
クレスがエリックにそう言うと、エルンはクレスを華麗に無視し、エリックにそう言って、歩き出した。
その後ろから生徒達の羨ましそうな声が聞こえてくるが、六人は1-Dをあとにした。
「そう言えば、次はどこに向かうの?」
「次は、3-Aだな。スランさんも誘いてぇし……」
ユリンがエリックにそう聞くと、エリックはそう答え、階段を降り始めた。
「じゃぁ、三階に行くぞ!」
『うん!』
エリックがみんなにそう呼びかけると、五人はそう返事をした。そして六人は三階の3-Aに向かうのだった。
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