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エリック達が3-Aに着くと、黒い髪に黒い瞳、白い制服の少年、スラン・エルナンがやってきた。
「よぉ。お前等!俺を呼びにきたのか?」
「は、はい。そうですけど……」
スランはエリック達の前に立ち、エリックの顔を覗き込んだ。
「はぁ、何で今来るかな……俺はもうチームを作っちまったからお前等のチームに入ることは出来ねぇんだ。すまねぇな」
「いえ、大丈夫ですよ。でも、スランさん。戦うときは全力で戦ってくださいね!」
「あぁ。お互いに全力で、悔いの残らないようにしようぜ!」
「はい!それでは!」
エリックとスランは握手を交わし、エリックが3-Aを後にして十分後、全校に放送が流れた。
「ほっほっほっ。諸君!用意は良いかのぅ?では、サバイバル、開始じゃ!」
「よし!行くぞ!お前等!着いて来いよ!」
『うん!』
エリック達は潜伏していた一階のレスト・ハウン歴史資料室を後にして歩き出した。
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