第二章 開戦そして狂変

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まお「よう、せい??」 まおはおどおどしている。たくとは呆然と立っていた。その妖精は頷いた。 ???「えぇ。ボクの名前はル・ザラ・ペディア。」 まおはたくとの後ろに隠れた。たくとは警戒している。 ペディア「安心して。ボクは貴女の仲間だから……ペディアって呼んでください。」 ペディアはまおに向かってニッコリと笑った。今度は顔をあげたくとのほうを向いた。表情は変わらなかった。 ペディア「まおから離れなさい?今なら許してあげます?」 たくと「な、なんでだよ?」 ペディアの表情は氷のように冷たくなった。 ペディア「あなたがいると邪魔なの。……まぁいいわ。そのうちあなた…………」 ペディアは窓のほうを向いた。 ペディア「まおに殺されるわよ?」 たくとは震え出した。 たくと「は⁉な……何言ってんだよ……」 ペディア「まだこの辺には届いていないのかしら??ボクたちの起こした戦争のこと……」
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