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まお「よう、せい??」
まおはおどおどしている。たくとは呆然と立っていた。その妖精は頷いた。
???「えぇ。ボクの名前はル・ザラ・ペディア。」
まおはたくとの後ろに隠れた。たくとは警戒している。
ペディア「安心して。ボクは貴女の仲間だから……ペディアって呼んでください。」
ペディアはまおに向かってニッコリと笑った。今度は顔をあげたくとのほうを向いた。表情は変わらなかった。
ペディア「まおから離れなさい?今なら許してあげます?」
たくと「な、なんでだよ?」
ペディアの表情は氷のように冷たくなった。
ペディア「あなたがいると邪魔なの。……まぁいいわ。そのうちあなた…………」
ペディアは窓のほうを向いた。
ペディア「まおに殺されるわよ?」
たくとは震え出した。
たくと「は⁉な……何言ってんだよ……」
ペディア「まだこの辺には届いていないのかしら??ボクたちの起こした戦争のこと……」
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