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「はい! 是非お会いしたいです」
当然の言葉だった。会いたいにきまっているのだから……
「よかったぁ。では、来週の月曜日、十五時頃にここに来てくださいますか?」
来週の月曜日、十五時……何かあったかな? と、僕は思い返してみた。
考えに考えた末、何もないということがわかったので、僕は感情の高ぶりを抑えきれず、大声で返事をした。
「はい! 絶対に行きます」
「では、来週の月曜日、十五時にまたここで……」
そう言って、彼女は足音をたてながら、どこか遠くへ行ってしまった。
僕は砂浜から立ち上がり、パンパン、と砂を払ってから、家に向かって歩き始めた。
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